理工系離れ、理科系離れ、理系離れ、理科離れを食い止めようと多くの人が考えています。どうすれば、それを実現できるのでしょうか?
I.理工系離れ、理科系離れ、理系離れ、理科離れ
理工系離れ、理科離れ、理系離れを食い止めるにはどうすればよいでしょう。
色々な方法で理科系に進む人の数を増やすことが考えられます。
しかし、理科系の人の数を無理に増やせば待遇は下がってしまい、理系離れを起こしてしまうのではないでしょうか。
理科離れを食い止めるには、理系の社会的な地位を向上することが効果的なのではないでしょうか。
II.理工系離れ、理科系離れ、理系離れはなぜ起こるのか
理工学部離れという話は聞きますが、医学部離れという話はあまり聞きません。
それはなぜなのでしょうか?
III.人数を増やせば解決するか
単に
理工系、理系の人数を増やせば万事が解決するのでしょうか。
すでに博士が増員されました。
ポスドク1万人計画
について調べてみてください。
IV.理工系離れ、理系離れ、理科離れの解決策
色々な方法があるでしょう。しかし、待遇改善以外の方法で、理工系離れ、理系離れ、理科離れを食い止めようとしても、効果があればあるほど理系に進む人が多くなって理系の待遇が下がってしまい、理系離れを抜本的には解決できないのではないでしょうか?
V.理工系ばなれ、理科系ばなれ、理系ばなれの原因は何か
工学部離れが話題になっています。しかし、医学部離れは話題になっていません。
なぜ人は、医学部に先を争って入学するのでしょうか。
医学部の志望者が集まらずに、医者離れが社会問題化するということが起こらないのはなぜでしょうか?
理系の地位向上については、
「理工系.com」
により詳しい情報があります。
人の価値観は多様であり、待遇についても、金銭面、出世のしやすさ、雇用の安定、自由、やりがい、仕事の面白さ、時間的余裕、勤務環境、人類への貢献度など多数の側面のどれに重点を置くかは人により異なります。また、個々人は、やりたいことや適性などもそれぞれ異なっています。人の価値観はそれぞれ異なるので、個々人の価値観や適性に応じて、理系の待遇はむしろ文系より高いと感じる人もいるはずです。
特に、自分の選択している職業については、地位が高いと感じる傾向にあることに注意が必要です。ある価値観、考え方から見れば、技術者の方が医者より地位が高いのです。しかし、現在の技術者の一部が、技術者の地位は十分に高いと感じても、仮に現在の若者が、理工学部より医学部に進んで医者になる方が地位が高いと感じるのであれば、技術者離れが生じてしまいます。
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